しんせいブランド

秋田由利牛

秋田しんせいブランドにふさわしい基準

 秋田由利牛とは、JA秋田しんせい由利牛肥育部会員が飼育した黒毛和牛です。

 あきた総合家畜市場に上場された素牛を基本とし、他地域から素牛を導入した場合は、飼養期間を20ヶ月以上とすることを条件としています。

 肉質等級(※1)を5等級及び4等級のものとし、3等級の場合は30ヶ月齢以上のものを対象としています。

 出荷6ヶ月前から「飼料用米」を1日1㎏以上食べさせることを基準としています。

 (※1)肉質等級は脂肪の交雑、色沢などにより日本食肉格付協会が格付けします。格付けは1から5等級で、最良は5等級です。

鳥海山が育んだ極上の黒毛和牛

 清らかな空気ときれいな水、豊かな牧草という自給飼料基盤に恵まれた鳥海山麓に広がる高原。この良質な環境で「秋田由利牛」は飼育されています。
 適度に引き締まった肉質と赤肉の中に、きめ細やかな脂肪を持ち、サシ(脂)までおいしいのが特徴です。平成19年3月には、秋田県初の地域団体商標(第5036905号)に登録され、生産拡大・知名度アップが期待されています。

  • 鳥海山 大自然の力作 地域団体商標 登録第5036905号

大自然の力作!引き締まった肉質とキメ細やかなサシ(脂)が最高の味をつくる

 大自然の山懐に抱かれた生産環境の中、高品質な肉牛づくりを追及する生産者が丹念に「秋田由利牛」を仕上げました。

 確固たる安全性の追及により、食肉処理は厚生労働省のガイドラインに沿った衛生的な設備を持つ(株)秋田県食肉流通公社で行っております。

 とびきりの安全性に裏付けられ、つくり手の愛情をたっぷり受けた秋田由利牛。
 秋田から皆さまにお届けします。

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秋田由利牛 誕生秘話

 昔から質の良い黒毛和牛の子牛産地であり、数々の和牛ブランド子牛を生み育て全国にデビューさせている繁殖農家が多く存在する由利本荘・にかほ地域。秋田県内の黒毛和牛子牛の36%を生産しています。

 他地域のブランド名を持った和牛が実は秋田しんせい管内地域出身だということ、ブランドの根底を支える高品質な和牛を育てていること、この地域が持っている繁殖の技術が大きな土台となっていること……そこに誇りを持ち、肥育農家と改良を重ねて育てあげたのが、『秋田由利牛』なのです。

牛肉の格付け 豆知識

 牛肉の格付けには、2つの等級を使用しています。

歩留(ぶど)まり等級

 ロース芯の面積、ばらの厚さ、皮下脂肪の厚さおよび半丸枝肉重量の4項目の数値を計算し決定します。A、B、Cの3段階に分かれておりAが最も良い等級です。

肉質等級

 肉質等級は、脂肪交雑・肉の光沢・肉の締まりおよびキメ・脂肪の光沢と質の4項目で決定されます。5、4、3、2、1の5段階に分かれ5が最も良い等級です。

ゆりべこちゃん

こんにちは!ゆりべこちゃんです
秋田由利牛

 秋田由利牛マスコットキャラクター ゆりべこちゃん

 秋田由利牛の魅力を効果的に全国へアピールするため、誕生したマスコットキャラクター。
 愛称を募集したところ、県内外から511点の応募がありました。

 予想以上の応募があったことから、応募作品の中から5点を選び出して、秋田由利牛の生産地である由利本荘市、にかほ市の両市民の皆さまからの人気投票の結果を参考にして、愛称を決定。

 平成25年7月26日に由利本荘市駅前で開かれた「菖蒲カーニバル」で「ゆりべこちゃん」の愛称で発表されました。

ゆりべこちゃんの由来

 秋田由利牛の『ゆり』と牛を意味する方言の『べこ』、愛らしいメスなので、『ちゃん』を組み合わせました。